毎日1万歩!歩く営業マンが教える。疲れない革靴の選び方

ビジネスマンにとって、身だしなみを整えることは非常に重要なこと。

その中でも靴は、自分が思っている以上に、よく見られる重要なアイテムの一つです。普段から綺麗に保つことはもちろん購入する時も慎重に選びたいものです。

身だしなみという点からみると、高級ブランドの格好がよくてお洒落な革靴を履きたいところですが、そういう靴は長く歩くことを想定していない造りになっていることが多く、長距離を歩く営業マンには疲れるだけでいいことがありません。

ということで、今回は、毎日1万歩以上歩く営業マンだからわかる、疲れない革靴の選び方を伝授します。

以前の記事、「毎日1万歩!歩く営業マンが教える。疲れない歩き方」も併せてお読み下さい。

 

靴底はラバー製を選びましょう

コツコツと音を鳴らしながら颯爽と歩くと格好いいですが、あの革靴らしい音は靴底がレザー製です。

長距離を歩く営業マンにとっては、一時的な雰囲気よりも疲れないことが重要なので、耐久性と衝撃の吸収性の高いラバー製の靴底が靴選びの際の第一条件。また、ラバー製は滑り難いという特長もありますので、雨や雪の日にも営業先に出向く営業マンにとっては最適です。

 

サイズは横幅とつま先で判断する

一般的に靴のサイズは○○㎝で判断しますが、外国製か日本製か、またメーカーによって同じサイズでも異なることが多いので、実際に履いてみてチェックすることが疲れない靴を選ぶには重要です。(インターネットでお手軽に買える時代になりましたが、疲れない靴は店舗で買うことをおすすめします)

ところで、「革靴は伸びるから少しきつめのサイズを選ぶほうが良い」と聞いたことがありませんか?

たしかに革靴は伸びますので、若干きつめのサイズを選ぶのがポイントとなりますが、それは横幅のことで、革靴は縦には伸びない性質があります。

ですから、つま先がきつい靴を選んでしまうと、外反母趾の原因にもなりますし、且つ非常に疲れます。つま先は1cmくらいの余裕を設けると、走ったりする際にもクッションになるので、疲れ難くなります。

 

ソールの柔軟性は大切!

ソールはできるだけ柔軟性のあるものを選ぶ。

営業マンは時に走ったり、しゃがんだりすることもありますので、堅いソールの靴を選んでしまうと足が固定された状態に近くなるので素足のように曲がらず、それだけで疲れてしまいます。ですから、出来るだけソールが柔らかいものを選ぶ必要があります。購入する際は、実際に手にとって良く曲がるかどうかをチェックすることがポイントです。

 

通気性の善し悪しも、疲労感につながります。

通気性が悪い靴を履いていると、真夏などは蒸れて汗をたくさんかくことになります。そうすると、どうしても疲労してきますので、蒸れにくい通気性の高い靴を選ぶことも疲れない靴選びでとしては、重要なポイントになります。

最近では、靴底の通気を重視した革靴も多くありますので、特に真夏にはそういう靴を選ぶのもいいのではないでしょうか。

 

歩行を補助する、クッション性

プロスポーツや陸上競技などでは、シューズはできるだけ素足に近くするため薄い靴底になっていますが、それは早く走るためのものであって、疲労とは無関係です。

疲れないための靴選びは、できるだけ底が厚く、クッション性(反発力)の高い靴のほうが、歩行を補助してくれ疲れづらくなります。

軽い靴の方が疲れづらいと言われますが、ブーツなど重量がある靴でも意外と疲れないというのは、底が厚い物が多いからです。

 

最後に

ビジネスマナーにおける身だしなみとして、高級でかっこいい靴のほうが見た目もいいしマナーとしていいのではないかと思いがちですが、そんなことはありません。

たとえ高級ブランドでも、手入れがされてなくて汚れていればマナー違反です。それよりも、どんな革靴でも手入れがされていてキレイであればそれだけで好印象を与えるでしょう。

一日歩いて会社に帰ってくると、とても足が疲れている。

なんだか周りの同僚よりも疲れている。

という方は、デザイン性はちょっとだけ置いておいて、今回の記事を参考に、ぜひ疲れない靴を手に入れてみてください。